2月17日 星月夜
星座を見るのは空気の澄んでいる冬が最適と言われています。
冬の夜空で私はすぐにシリウスとオリオン星座を見つけることができます
それに 今日は満月です
Josh Grobanの歌に「VINCENT」と言うスローバラードの歌があります
日本人はあまりファーストネームで呼び合わないので、
VINCENTがヴァン・ゴッホのことと分かったのは、
しばらく聴いてからのことでした
starry starry night 星月夜
すぐに鮮やかに輝くセーヌ河畔の夜が思い浮かびましたが、
私はわざわざ 本棚のみすず書房の「ファン・ゴッホ書簡全集」を開きました
星月夜のデッサン
そして その頃私が何に夢中になっていたのかも思い出しました
本棚を見れば、その頃の記憶が甦ってきます、だから私は本が捨てられない
ゴッホの絵に会いたくてヨーロッパを旅しました。
旅の目的は3点
①シベリア鉄道でモスクワまで行き
②ホルバインの「キリスト埋葬画」をみる
③ゴッホの「カラスのいる麦畑」に会う
その時の旅行の色褪せたアルバムがあります。
あの頃はネガ写真で分厚いアルバムで残していました。
中に詳しい旅行記もあった。
このブログ「尾道ゆったり歩き記」は旅の思い出のアルバムです、私のために
******* おまけは
Josh Grobanの「VINCENT」
歌詞に Vincent's eyes of china blue とある
画集でいろいろゴッホの自画像をみても瞳は・・・?
ほんとうのchina blueを知りたい
画集によって色は変わる
画集ではほんとうの色がわからないので、実際のゴッホに会いに行きたい
星の降る夜 パレットを青と灰色に塗って
私の魂の中の闇を知る目で
夏の日を眺める
丘にかかる陰 木々やスイセンの花をスケッチして
とらえるのはそよ風に冬の寒さ
敷き詰められた雪の世界の色に
あなたが私に何を言いたかったのか、今はわかる
あなたは正気さを求めて、いかに苦しんだことか
そして彼らを解き放とうといかに努力したか
彼らは耳を傾けようとはしない そのやり方も知らなかった
でも、今にきっと聞いてくれるだろう
星の降る夜 まぶしく光る花が燃え
スミレ色のもやの中で雲が渦巻き
ヴィンセントのチャイナブルーの瞳に映る
移りゆく色合い 朝の黄金色の畑
風雨にさらされ苦痛で縁取られた顔
それらが芸術家の愛に満ちた手が癒やしていく