尾道映画祭「母性」

1月14日 尾道映画祭「母性」原作湊かなえ 唐木隆一監督 


原作を読んでいなかったので、母と娘の見るシーンの違いに気づくのが遅かった。

もう一度原作を読んでから見てみたい。


祖母(大地真央)から母(戸田恵梨香)娘(長野芽都)へと続く

愛情の屈折ぶりが恐怖になる。

「能う限りの愛」と言うが娘の意思でなく、母親の自己愛が狂気になる。

最後に娘(長野芽都)も妊娠して母になるらしいが、

その子にまで”母性”が襲い掛かるのか、怖い。


ゲストトークで、因島出身の湊かなえさんは幼い頃の父親との貝拾いの思い出など

楽しく話してくださいました。

湊かなえさん原作の映画は前にも見た事があり、

「望郷」

家に縛られた娘。亡き父に後悔をもつ息子。

いじめの被害者に寄り添いなんとか助けたいと願う教師の姿にうたれた。

しかしその父親を視る息子の悲しいさもわかる。

 

 

付録:「血系図」のブログを新しく始めました。あまりにも専門的なので、
      「私の城攻め」もそちらに移ります。
岡山藩の歴史は 「尾道ゆったり歩き記」より転記します

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