8月17日 六甲高山植物園 一部AIによる補助説明付き
私が最近訪れた高原の花園で見つけた素敵な植物たちについて紹介したいと思います。
そこで見かけた植物たちの中で、
特に印象に残ったものをいくつかピックアップしてみました。
サラセニア・プルプレア
この植物は草丈が5~17cmほどの小型サイズで、ロゼッタ状に密生しています。
和名はムラサキヘイシソウと呼ばれていますが、その名の通り紫色の花を咲かせます。しかし、この植物の魅力は花よりも葉にあります。
葉は筒状になっており、その中に水を溜めて虫を捕らえるという食虫植物なのです。
筒の口には赤い斑点があり、それが虫を誘う役割をしています。
筒の中には消化液があり、虫を分解して栄養にします。
このように、厳しい環境で生き抜くために独自の戦略を持った植物なのです。
トガクシショウマ
高山に自生する多年草で、白い花を咲かせます。
花びらは5枚で、その中央には黄色い雄しべが目立ちます。
花びらはやや反り返っており、優雅な姿を見せます。
葉は掌状に分かれており、表面はつやつやとしています。
茎は細くて直立しており、高さは30~60cmほどになります。
この植物は日本固有種で、特に長野県の戸隠山周辺で多く見られます。
球根性の多年草で、高さは1m以上にもなります。
花は赤やオレンジ色で、大きくて目立ちます。
花びらは6枚で、先端が尖っており、内側に巻き込んでいます。
花びらの表面には黒い斑点があり、それがオニユリの特徴です。雄しべと雌しべは長く伸びており、花びらよりも外側に出ています。
葉は細長くて互生し、茎を覆っています
今はむかごがいっぱいついています
球根性の多年草で、高さは50~100cmほどになります。
花は白やピンク色で、直径は10cmほどです。
花びらは6枚で、先端が丸くて外側に反り返っています。
花びらの表面には紫色の斑点があり、それがカノコユリの名前の由来です。
葉は広くて互生し、茎の下部に集まっています
夏になると、長い花柄の先に直径3–5センチメートルほどの黄色い花を咲かせる。
日本固有種ともされ、北海道から九州の浅い池や沼に生育する。
「コウホネ (河骨)」の名の由来は、底泥中を這う白い地下茎が骨のように見えるためとされることが多い (異説もある)。
水生植物で、水面に浮かぶ葉と花を持ちます。
葉は円形で、直径は20~40cmほどです。
葉の表面はつやつやとしており、水を弾きます。
葉の裏面は赤紫色で、多数の気室があります。
花は白やピンク色で、直径は10~15cmほどです。
花びらは多数あり、重なり合っています。
雄しべと雌しべは黄色で、花の中心に集まっています
ニッコウキスゲ
高山植物で、高さは10~30cmほどになります。
花は黄色で、直径は2~3cmほどです。
花びらは5枚で、先端が丸くて外側に反り返っています。
雄しべと雌しべは多数あり、花の中心に密集しています。
葉は3回羽状複葉で、小さな葉片が細かく分かれています。
茎は細くて直立しており、上部に数個の花をつけます。
この植物は関西より西側の地域には自生していない日本固有種です。
見頃の季節には美しい黄色の絨毯のような景色を楽しむことができます。
食虫植物も見てきました
ムジナモ
ハエトリソウ
クサアジサイ
タマアジサイ
ナツツバキ こんなに大きくなりました、枝の脱皮の模様が面白い
ロックガーデンに雉
数珠玉
カブトムシの小屋もありました
以上が私が高原の花園で見た植物たちの一部です。他にもたくさんの種類がありましたが、ここでは紹介しきれませんでした。高原の花園では季節ごとに違った花が咲きますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。