3月1日 シネマ尾道「ミッドナイトスワン」を見る
草彅剛主演のトランスジェンダーの壮絶な人生。
草彅剛のトランスジェンダーです、どう表現されるのか興味深々!
シネマ尾道で再上映です
酷い言葉で傷ついて「凪沙」が泣くシーン…
鼻水を垂らしての理不尽さに怒って泣くシーンは忘れられない。
バレリーナを目指す親戚の子「一果」のお母さんと呼ばれて嬉しがる凪沙。
それでパイプカットの手術を受ける気になったのか。
胸まで大きくして、それを見て母親が狂うように泣き叫んでも、
憮然と一果をバレリーナの道に連れ帰す。
一果の成長を見届けて凪沙は静かに息を引き取る。
一果をバレーに導いてくれた友人の「リン」が
踊りながらビルの屋上から飛び降りるシーンも私は好きなシーン。
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私は「ゲイ」と「トランスジェンダー」の違いをわからないでいた。
最近「リリーのすべて」という映画を見て、ようやくトランスジェンダーが理解できました。1920年代に初めて性転換手術をうけた男性の生き様を、詩情豊かに描いています。
彼が女性としての生き方を選んだ必然性が理解できました。
「トランスジェンダー」は性嗜好ではなく、生き方の選択なのです!
誰でも自分の生き方は自分で決めていいのです。
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第44回日本アカデミー賞授賞式
最優秀作品賞に「ミッドナイトスワン」
草彅剛さんが、同主演男優賞を受賞。
おめでとうございます!