さくら咲きましたが・・・

4月5日
勤めからの帰り道、片言の日本語で後から声をかけられました。
「すみません、千光寺に行くのは、どこですか?」東洋系の旅行者のようです。
もう7時近くで暗くなっています。ロープーウェイももう動いていないでしょう。桜を見に来たのに彼らはどうもかなり道に迷って、こんな時間になってしまったようです。
今年はさくらの開花が遅く、まだ咲き始めくらいです。
まだ咲いてないかもと言いながら、彼らを千光寺の中腹にある私のお気に入りの桜まで案内することにしました。
彼らは香港からの観光客で今日は広島泊だそうです。
土堂小学校の横の坂道を上がっていく。土堂小学校の桜もまだ2分咲きといった程度。あまり期待しないでと言うが、彼らは上がってみると言う。男の子が立派なカメラを持っていたので、写真を撮りたいのでしょう。
男女二人の旅なので、友達同士かな?恋人たちかな?と思っていましたが、街灯の影が伸びていて、後をついてくる彼らの影が手をつないでいましたから、恋人たちでしょう。女の子は片言の日本語を話しますが、男の子はまったくダメなようです。
目的の桜には着きましたが、やはり2分咲きといったところです。それでも男の子は何枚か写真が撮れたようです。そこからは尾道大橋日立造船の夜景が見えて、それで私のお気に入りなのですが、夜景の良さをアピールしても彼らの反応がない。(後で気づいたのですが、彼らは夜景の素晴らしい香港から来ていたのです)
「一緒に」と言うので「じゃあ一緒に駅まで帰りましょう」と応えると、「一緒に」とカメラの方を指す。
3人一緒に写真を撮りました。
その後女の子が「じゅう・・・じゅうに・・じ」と何やら言いたそうなのだけど、日本語が出てこないようです。(後で気づいたのですが、彼女はじゅうしょ住所を聞きたかったのかな、写真を送ってくれるつもりだったのか)
彼らを駅まで送って分かれました。
このブログを彼らは知らないだろうから、見られないと思うけど、千光寺の桜をこれから紹介しましょう。
千光寺の中腹にある私のお気に入りの桜も少し咲き始めました。4月9日


土堂小学校

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4月13日
もうそろそろ咲きほこっているころかと、香港からの旅行者を案内した桜の木をまた訪ねました。
木が老いてきたらしく往年の華やかさがありません。


写りが悪いのですが、真ん中に月が・・・

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4月14日
いい天気の昼間にも訪ねました。
夜景とは違うクリアな尾道水道がまた魅力です。