大地震・津波の被害者にエール


この映像は英語のアナウンスで説明はわからないかもしれませんが、被害の大きさは映像を見るだけで理解できます。
被害の大きさには声もありませんが、日本人の民族としての偉大さをあらためて世界の人達に知らしめた出来事と受け止める見方もあります。
人生観を変える出来事が個人の人生にもあるように、この災害は日本人全体の人生観を変える契機になるかもしれません。日本人は自然と共生して暮らしてきました、原子力等の資源に頼らない、慎ましやかな暮らしを選ぶこともできるはずです。ともかくは普通の暮らしが早く回復するように祈って、微力ながら援助をしていきます。


塩野七生著の「ローマから日本が見える」の中に、黒澤明監督の「七人の侍」にふれている箇所があります。そこで政治家(今の日本人が雇っている施政者=侍)に仕事をさせる気概についてアドバイスされています。
ご存知のように、この映画では野盗の襲撃に困り果てた百姓たちが七人の浪人を雇って野盗の撃退を頼む。浪人たちにとっては適当に撃退して村を守っている限りはずっと雇ってもらえる。なのに浪人たちは本気になって百姓を訓練して、野盗を完全に撃滅するが、浪人に戦死者もでてしまう。結局勝ったのは百姓たちでしたが、浪人たちも侍として死んでいったのです。本望だったでしょう。
今回の大災害で、(国民の血税で雇っている)政治家や国家公務員に「七人の侍」の侍魂を持ってこの国難に立ち向かってほしいのです。(同じ国民の血税で雇っている)野党も野盗のように政府を攻撃するより「七人の侍」の一人となってこの国難に国民を守るべきです。そのために今まで私たち国民はあなたたちを雇ってきたのです。原発で討ち死にしてくれとは誰も思っていませんが、評論や批評だけでは国は救えません。
侍の指導のもとでは、私達日本人も一致団結して、この国難に対処できると思います。いつかこの大災害(これから予想される大災害にも)を克服できるように、一緒に戦いましょう。
この大災害を乗り越えられた時「日本から世界が見える」という教訓を残すことができると思います。
http://d.hatena.ne.jp/yo3519/20110323