2月29日 あべのハルカス美術館「円空~旅して、彫って、祈って」
円空は、江戸時代初期の仏師で、粗くて鋭い彫りが特徴の仏像を数多く制作し、
約12万点もの仏像を制作したと言われています。
北海道から近畿地方まで行脚し、
各地で天災や病などに苦しむ庶民のために神仏を彫り続けた。
円空の仏像は、木そのものの表情を最大限に生かしたもので、
木目や節を巧みに取り入れたダイナミックな作品です。
彼の仏像は、
細くなった目とにっこりと上げた口角から慈愛の微笑みを見ることができます。
円空の仏像は、その独自のスタイルと深い意味で、
私たちに魅力的な世界を見せてくれます
観音三十三応現身立像
菩薩立像
金剛童子立像
烏天狗立像
護法神立像
お賓頭盧
両面宿儺(りょうめんすくな)
ひとつの胴体に2つの顔がある
天皇の逆賊として記され、
一方で地元の飛騨や美濃では、龍や悪鬼を倒した英雄として伝承が残る