6月22日 長船刀剣博物館
今は長船刀剣博物館の名品国宝「山鳥毛」の展示で賑わっているでしょうが、
私が見てきたのは ー赤羽刀 平和への祈り ー
ほとんど人はいなくて、ゆったりと思う存分鑑賞してきました
一番のお気に入りは 「国助」 拳形丁子の 刃文が見事です
刃(やいば)はガラス戸の中に置いておかなければならない
ある時
「研ぎ終わったばかりで、綺麗になったので、見てくれ」と
私の手に日本刀を渡してくれた人がいた
私はその日本刀の重さを感じただけで、強く首を横に振りながら、そのまま返した
「なんだ 怖いのか」と薄笑いを浮かべて、
その人は鞘から刃を抜いて、キラキラと光らせた
美しい
(その刃は私の肉のどこかを切り裂いて、赤い血を滴らせる)
刃(やいば)はガラス戸の中に閉じ込めておかなければ、安心できない
好きになった本はまた読めるように置いておく
美しい絵にはまた何度も会いに行く
素晴らしい映画は何年か後にまた見る
何年後かに また私は日本刀を手に取って
自分で鞘から美しい裸身を取り出すことが出来るのでしょうか?
鍛刀場 毎月第二日曜日に実演が開催される
塗
彫金師
鍛刀場の軒下に多くの燕の巣
6月初夏の青空です
お茶を頼むと「どらせん」がついてきます
*******おまけ
映画「二十日鼠と人間」を観ました 原作:ジョン・スタインベック
世界大恐慌時のカリフォルニア州が舞台で、
2人の出稼ぎ労働者ジョージとレニーの悲劇の物語です
以前に1992年作 監督:ゲイリー・シニーズ
共演ジョン・マルコビッチの映画を見たことがありましたが、
今回見たのは
1939年作 ルイス・マイルストーン監督の作品でした
最後の悲劇的結末は知っていましたが、
マイルストーン監督の作品の方が、伏線が巧みで共感できるものでした。
共感と言うより、私もそうしただろうという共犯的な贖罪感です。
「私もそうしただろう」というだけで、とても実行できないけど
「私もそうしなければならない」と言われたら
To be or Not to be That is the questions
付録:「血系図」のブログを新しく始めました。あまりにも専門的なので、
「私の城攻め」もそちらに移ります。
萩藩の歴史は 「尾道ゆたっり歩き記」より転記します
血系図とは: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/03/25/215403
長門萩藩血系図: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/05/21/101715
長門萩藩 2: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/05/24/170748
毛利重就の娘の血系図: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/06/15/224342