ベランダ便り==バローネを食す

朝 ベランダでいちじくに水やりをする時、

顔を寄せると若い青年のような(実は本物の若者の香りは嗅いだことはない…)

清々しい香りにはっと驚かされます
8月 立秋を過ぎて、朝早い段階では風が涼しい、収穫です


 10個ほど収穫できたので、ジャムを作ります
完熟する前に収穫したので、まだ固いところも、少し薄皮もついたままジャムにする


ジャムには完熟前の方が良かったようです、

しっかりとしてしかも濃厚な甘みになりました


バローネは、夏秋兼用種で、フランスが原産のいちじくです。

日持ちがしないため市場ではあまり流通しない、希少なイチジクです。

秋果は小さめながら極めて甘く、ねっとりした食感は極上です


熟しても表皮が赤くならず、緑のままなので、完熟を見極めるのが難しい
ジャム用に収穫してからは、あとの実は一つ一つ完熟するのを待って、食す

 

赤いすじが出ているが、軸がまだ青く固かった。まだ完熟していない

 

軸まで赤いのを確認して、収穫。完熟・・・甘いとろける

 

毎朝一つ一つ収穫するのが楽しみです、冷凍してシャーベットにしても美味しい

 


枝先の小さな実は乾燥イチジクにして、食す


        *******おまけ 


私の一番好きな日本人の画家は 国吉康雄です
初めて国吉康雄の絵に会ったのは美術館での展示 「水難救助員」でした


国吉康雄の中期の作風(国吉は画風が劇的に変化する画家です)の代表作


初めて見た時は人物表現や題材の不思議さ

 (ここはどこ?なんで水難?)に違和感を覚えました


でも 女の人の足首が水のなかで泳いでいるのを見たら
ちょうど水面が私の腰のあたりでしたが、

その腰の高さで美術館いっぱいに海が広がりました


初めての体感でした


それからは国吉康雄の絵を求めてあらゆる美術館を巡りました
あの頃の福武書店(いまはベネッセC)のコレクションには嫉妬を覚えました
どうして 私は自分のものにできないの?
 


 付録:「血系図」のブログを新しく始めました。あまりにも専門的なので、
      「私の城攻め」もそちらに移ります。
萩藩の歴史は 「尾道ゆたっり歩き記」より転記します

系図とは: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/03/25/215403
長門萩藩血系図: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/05/21/101715

長門萩藩 2: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/05/24/170748 

毛利重就の娘の血系図: https://yo3519.hatenadiary.com/entry/2022/06/15/224342