二十七番神峰寺

yo35192009-07-31

平成21年7月14日二十七番神峰寺
バスを東谷入口で降りてまた歩きです。二十七番神峰寺までの山道は「真っ縦の道」と呼ばれるように急勾配を喘ぐように登っていく。陽射しが強いだけでなく、今日は風も吹いていない。
土佐湾が小さく見える。

山の中腹で(近くのハウスで働いている人らしい)男の人達が椅子を並べて休んでいたが、「ごくろうさん、今日は風もないんで、つらいなー」と声をかけてくれた。神峰徒歩道と大きな看板があり、そこからは車道を離れ真っ縦の道を行く。少し休憩と水分補給に腰をおろす。立つと座っていた所が濡れている。パンツの中も汗びっしょりなのです。
日陰で休み休み行ったので、1時間半ほどかかった。
「同行二人」の道標


駐車場にドライブインがある。巡拝用品なども売っている。冷房はしていない。自販機で冷たいジュースを買って、中から身体を冷やす。そこからも山門にたどり着くだけでかなり歩く。


先に納経を済ませる。歩きというのは、疲れた顔と汗でわかったのだろうか、荷物を整えている間に、おかみさんが「歩きの人だけに」と最中を一つ差し出してくれた。
「神峰の水」冷たく美味しかった、ペットボトルに入れて帰る。

本堂のまえの修行大師は若々しく細面のイケメンです。


大師堂 外壁に弘法大師の一代記が描かれている。

階段の多いお寺ですが、急斜面の庭はツツジの刈り込みが美しく整っています。

帰りも同じ急な山道を下る。陽射しは相変わらず強く、遠くの山は雲を沸き立たせている。
ごめんなはり線は単線の高架式。唐浜駅で列車を待つ。トンネルから出てきて、なんとゆったりと進んで来ることか、待ちくたびれる。