二十五番津照寺

yo35192009-07-29

平成21年7月14日二十五番津照寺
室戸のバス停で降りて、少し引き返して細い路地を行かなければいけなかったのに、そのままバスの走る大きな道を歩き、川に架かる橋まで来て、間違っているのに気がついた。前回この橋を通って二十六番まで歩いたのです。引き返す。前回は夜ここに泊まったので、夜の室戸の三味線の響く賑わいを知っているので、朝の普通の寂れたような町の佇まいがさびしかった。前回教えてもらって食べに行った、おいしい鳥料理の店はと捜すが、てんで見当がつかない。別の町のようです。
二十五番津照寺はその室戸を見下ろす高台に立っている。「津寺」とも呼ばれる。山門をくぐると125段の急な階段があり、途中に竜宮城風の鐘楼門がある。

中に上がって鐘楼を突く。場所が狭く引き手が小さくなって、かわいい音で鳴った。

鐘楼門にある仁王像は身体をひねってなまめかしい。

階段の上にはコンクリート製の本堂が建っている。中は風も入らず蒸すので、外に出て経を唱える。

階段を下りた所に大師堂と納経所がある。

土佐湾に沿って二十六番まで歩く。ジリジリと日が照りつける。ハイビスカスや浜木綿の花が夏真っ盛りに咲いている。こんなはずではなかった、今朝の天気予報も一日曇りだったのに。

振り返れば今朝出てきた室戸岬の半島が


行く先には行当岬が見える。