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- 四国遍路 （平成１６年１月１２日） 徳島県
写真：十番切幡寺の３３３段の階段
朝早く十番を回って、今日は川島駅まで出て、香川県のほうも回って帰る予定です。次の十一番は藤の花で有名で、５月の連休の頃が見頃になるので、その頃にまた来ようと思っています。
朝食をおえて、宿のおばあちゃんにお礼を言って出ようとすると、「九番で宿の押し売りをせなんだか」とか「十一番に参ったら、山に登るんでなしに、そのままますぐに歩いたら十六番に出るから、そこから逆回りして十二番にバスで行くぼうが楽じゃで」といろいろとアドバイスしてくれました。「十番がまだなら、荷物は置いていけよ、帰りに寄って持ってけばええ」とのことで、お参りの道具だけ持って出かけました。
十番にお参りするにはまず長い３３３段の階段を上がり、女厄坂・男厄坂を登ってようやく辿り着きます。朝早いのにもうお参りの人がいました。「おはようございます。」と明るく挨拶してくれます。
帰りの道で、通し歩きらしい大きなリュックを背負った若者が上がってきたので、私のほうから声をかけようとしたのに、先に彼のほうから大きな声で「おはよう」と言われました。それだけで、今どき感じのいい若者だなと思ってしまいました。
