第八番熊谷寺

yo35192009-05-15

平成21年5月3日

皆にどんどん追い抜かれながら1時間10分ほど歩いて八番に着いた。熊谷寺は本堂にたどり着くまでが長い。
池の中の弁財天、納経所前の藤棚、1774年建立の多宝塔、中門、鐘楼と進んで行く。

急な石段を上がるとやっと本堂がある。

大師堂

参拝を終わり、道を引き返し、仁王門に打ち戻る。豪壮な山門(仁王門)は古く、立派な桜並木が続く。前回は仁王門はかなり朽ちかけ、参道も田舎の土道でしたが、今はきれいに整備されています。昔のほうが風情があったとちょっと残念です。ここで写真を撮っていると、若い男性のお遍路さんが「ようこそのお参りで」と挨拶をしてきた。

「昨日もちょくちょくお見かけしましたよね」(ごめんなさい、記憶にありません)
「おばちゃん、脚めちゃくちゃ早いね。僕もめいっぱい歩いているのに」(脚早くありません、皆に追い越されています)
そうして「ようこその若いお遍路さん」はすたすたと先を急ぎました。
九番への道は田舎道をのんびりと行けます。徳島平野は田植えの最中で、多くの田圃はもう田植えが終わっています。

しばらくして「脚めちゃくちゃ早いね。」の理由がわかりました。お坊さんの車接待のおかげで四番にめちゃくちゃ早く着いたのでした。