四国遍路(七十二番曼荼羅寺)

yo35192004-10-08

*四国遍路(平成16年6月5日)

写真:枯れた不老松で作った大師像

七十四番から逆回りをしているけど、七十二番を通って七十三番に行くようになる。
七十四番から1時間あまりの歩き。交通量の多い車道を行くので、危ない。山道にかかると、畑や果樹園になり、歩きやすい。あじさいの花が色とりどりに咲いている。
七十二番曼荼羅寺は大師が亡き母の菩提を弔うために建てた寺で、樹齢1200年にもなる大師御手植えの「不老松」があるはずなのに・・・・見つからないので、ガイドブックで調べてあるべきはずの場所に行くと、その松は枯れていて、枯れた松で大師像が彫ってある。そういえば数年前TVでどこかの枯れるはずのない松が枯れたと伝えていたのを思い出す。あの頃は自分でお遍路に回るなどとは思ってもみていなかったので、たぶん笑ってすましていたろうと思う。自分には関係ないと思っている時には大変な事も案外あっさりと見過ごしてしまっているもんですね。