地蔵菩薩
7月24日は地蔵盆でした。
地蔵菩薩は仏になることを延期して
(釈迦入滅後,弥勒菩薩が如来としてあらわれるまでの間)菩薩の状態にとどまり、
大地のように広大な慈悲で生あるものすべてをすくうことを願いました。
その救いのはたらきや霊験、形、置かれた地名などによって、
子育て地蔵、子安(こやす)地蔵、雨降地蔵、お初地蔵、とげぬき地蔵、延命地蔵
などの名がある。
地蔵菩薩像は慈愛に満ちた円満柔和な僧形に作り、宝珠と錫杖を持つ姿が一般化し、多く石に刻まれて路傍に建てられた。
いずれも優しい柔和な顔で少年のようなふくよかな頬で愛おしい。