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- 四国遍路（平成１６年７月１８日）
写真：白山洞門
椿のトンネルを通ったりして自然観察歩道を行く。ジョン万ハウスの方に歩いていくと、黒潮の荒波に侵食された白山洞門にでる。ここでは海の側まで降りていける。引き潮になっていたので、足を濡らしながら白山洞門の下まで進む。
陽射しがきつく暑くてたまらない。ジョン万ハウスまで急な坂を登る。三十八番近くの観光案内所の近くにもジョン万（中浜万次郎）の大きな像が立っていた。ジョン万は出漁中に漂流してアメリカの捕鯨船に救助され、アメリカで教育をうけたのち帰国し日米の国際交流に力をつくした人です。
ジョン万ハウスの館長さんはきさくな優しい人で白山洞門の上の隠れた神社を望遠鏡まで貸してくれて見せてくれました。ちょうど野鳥愛好家の専門の人が来て、はやぶさのビデオを見せてくれました。館長さんが「今はバスも乗客が少なくなったので、館の前で手を上げればバスが止まってくれますよ」と教えてくれたので、そうしてバスに乗って中村まで帰りました。
今回のお遍路は三十八番だけで、ほとんどが観光のような旅でした。
