特別上映「ももへの手紙」
監督 沖浦啓之
沖浦啓之監督自身のルーツである瀬戸内海を描いた監督念願の企画です。作中に登場する「汐島」は呉市の大崎下島をモデルにしている。
ストーリー:“ももへ“とだけ書かれた手紙を遺し、お父さんは天国に旅立ってしまった。
「ほんとうはなんて書きたかったの?」心ない言葉をぶつけ仲直りしないまま父を亡くしたももは、その想いを抱えたまま、母いく子と瀬戸内海の島に移り住む。
慣れない生活に戸惑うももだったが、不思議な妖怪”見守り組“のイワ、カワ、マメと出会う。食いしん坊でわがまま、でも愛嬌たっぷりの彼らには、大切な使命があった・・・。
もものために明るく振る舞いながら忙しくする母いく子。
そんな中、ちょっとのすれ違いからももといく子はがケンカをしてしまい、さらにいく子は病に倒れてしまう。
母が自分のために無理をしていたこと、母の想いに気づいたももは、“大切な想いを伝える”奇跡を起こしていく