岩合光昭の「こねこ」の写真展を見てきました。
パネルの写真は撮影可でした
イタリア料理店コラッジョ近くの駐車場
何か眼つけられているような気がして、見ると、
生まれたばかりのようなこねこがまっすぐに私を見つめていました
食事中 ぺろり
お父さんと一緒
おちちに一生懸命
れいこう堂の留守番ねこ
ここは私の場所なのに・・・・クロネコに侵入されている
籠に合わせてねこは丸くなります
今日の箴言
ルキノ・ヴィスコンティ監督『夏の嵐』から
『夏の嵐』の原題はSenso、原題に忠実に日本語訳すると「官能」
イタリアとオーストリアの戦争を背景に、ヴェネツィアの公爵夫人とオーストリア軍の将校との破滅的な恋を描いた歴史大作。
塩野七生:「Senso」とはセンスでもある。官能という訳語よりも、
感能としたほうが、意味としては近いのではないか。
センスとは感じとる能力のことなのだから。
そうなると、肉体的な快感を感じとる能力であるとともに、
香りを愛でる能力でもあり、
衣擦れの音や繊細なレースのゆらぎに眼をとめる感覚にもなる。
夕映えの海を美しいと感ずれば、それもその人の「Senso」のなせる技だ。
カールルイスの黒光りするのびやかな肢体を見て、二人して「美しい」と発するのも「官能」?