琴ヶ浜

 201798

石見銀山世界遺産センターからバスに乗る。

帰りの仁万駅までのバスの運転士さんが行きと同じ優しい運転士さんでしたので、

仁万での次の列車までの時間が30分あるので、琴ヶ浜まで行けないかと相談する。

運転手さんは時刻表をチェック、馬路駅まで帰って次のアクアライナーに間に合うから行けると教えてくれる。

バスに乗りあわせた学生さんを誘い一緒に行くことになった。

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壇の浦の源平の戦に敗れてこの地に流れ着いた平家の姫は、
村人に助けられたお礼に毎日琴を奏でていました。
しかし、姫は亡くなり、村人たちは大いに悲しみました。 そして姫が亡くなった後、砂浜が琴の音のように鳴くようになりました。
村人たちは姫の魂がこの浜にとどまって、私達を慰め励ましてくれているのではと思いました。 それ以来、この浜を琴ヶ浜、そして姫を琴姫と呼ぶようになりました。 姫を助けた馬路の人々の優しさをを象徴する言い伝えが、今も残っています。

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琴ヶ浜は鳴り砂で有名な浜、すごく細かい綺麗な砂で、キュッキュと鳴りました。底の平らな学生さんの靴は初めから鳴っていましたが、私のウォーキングシューズではなかなか鳴らなかったのが、蹴飛ばすようにするといいと言われて、鳴りました。

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ゆっくりと馬路駅まで戻って列車を待つ、

もう一人若い男の子が話しかけてきて、山陰を巡って3日目だと言う。

温泉好きでこれから湯泉津温泉に行くと言うので、昨日泊まった湯泉津温泉の地図をあげて、元湯がいいと勧める。

彼はこの三日間誰とも話してないと、こんな私でも話せてよかったと言ってくれた。

「今夜は東萩泊まり、明日は友人と会う」という大阪から来た学生さんとは益田駅で別かれた。

付き合ってくれてありがとうね。