旅で出会った人 2010.10

旅で出会った素敵な人達を紹介します
瀬戸内国際芸術祭編

  直島にて====ふれあい診療所のDr
平成22年10月24日に瀬戸内国際芸術祭で直島にいきました
家プロジェクト「きんざ」 内藤礼の「このことを」
  

一つの作品を一人で15分間独占できるプレミアムチィケットの予約は、前から何度もインターネットの予約サイトに行ってもいつも予約枠が埋まっていて取れなかったのが、奇跡的に一週間前にとれたのです。
直島はベネッセコーポレーションが芸術の島として売り出しているのに、タクシーは島に一台だけ
仕方なくレンタルサイクルで山を越えて島の南から北へと横断するはめになりました。
峠を越える時に1回
細い道でやって来た大型観光バスを避ける時に もう1回
  自転車で転倒して膝をケガしてしまいました。
痛いのを我慢して内藤礼の「このことを」を鑑賞、持ち時間の15分は10分くらいでアウトしましたが・・・
「きんざ」の受付に戻り、傷の手当てをお願いすることに
傷は思いのほか深く、係の人に病院に行くことを勧められる

  係の人がふれあい診療所の休日診療の予約をとってくれる
  レンタサイクルを元の場所までもどせるように手配してくれる
  警備員さんが「これあんたのか」と転倒した時に落としたと思われる水筒を届けてくれる
  タクシーがやはりつかまらないので、知り合いの人に頼んで病院まで連れていってくれる  
  ふれあい診療所の若い医師はてきぱきと傷口を6針も縫ってくれた
  痛み止めの頓服を出してくれる
  保険証を持っていなかったので、1万円預けて、後で清算してもらう
  若い医師はすぐに帰って近くの病院を受診できるように紹介状を書いてくれる

このように多くの好意をうけて
怪我をしたのは不運だったのか?、幸運だったのか?

   紹介しているブログは http://d.hatena.ne.jp/yo3519/20101202

若いDr,コトーに会えたのは幸運でした。手当てが良かったせいか、傷も跡もなく治りました。
近くの病院の大先生(90歳近い)も研修医として直島で勤務したことがあって、
懐かしそうに「牛がいただろう」「煙突はまだあったか」と話しがはずみました。