2014年3月26日 水曜日 玉島産業観光ツアー
由加山蓮台寺
金毘羅街道の最終地である蓮台寺にお参りしました。蓮台寺と金毘羅さんの二つとも参ると両参りとして御利益があるとのことで江戸時代には流行っていて、船着場からお寺まではお土産に喜ばれた真田紐の店が連なっていたそうです。
客殿は寛政年間(1700年ごろ)に完成した備前藩主池田侯の宿泊・休憩用の建物で、木造では県下最大の建物で、県指定重要文化財です。
若いお坊さんの案内で客殿を見て回る。
あいにくの雨でしたが、雨の中の方が板絵が浮き上がり鮮やかに見えるらしいですよ。
お殿様を迎えるだけあって天井も高く、廊下も広い。
庭の綺麗なところでは、障子をお坊さんがささっと開けて披露してくれます。
わたし達はワーッと歓声をあげる。
お坊さんは説明も丁寧なんですが、若いせいか時々「どうです、凄いですよね」とため口になるのが、自慢なんだなと微笑ましかった。
円山応挙の「竹鶏の図」を含む108面の障屏画がある。
円山応挙絶筆の作品:応挙が亡くなる2ヶ月前まで描いていた襖絵
この前行った伊部の森さん作の大壷
足腰の健康を叶えてくださるお地蔵さまです
権現様のお前立ちとして日本最大級の厄除け不動明王
誰一人もらすことなく「救いとる」御仏の御手です。真王殿から繋がる綱で結び付けられている