「裸の島」

平成24年3月4日
雨の降る寒い日、三原からフェリーに乗り、佐木島へ新藤監督の「裸の島」を見に行く。
公民館でまずお昼を食べる。婦人会で出してくれた100円のお味噌汁が温かくて美味しかった。「島のパン屋さん」のピザぱんも買いました。
50名の募集のところ70名も参加してくれて(何名かは断ったそうです)島の人も力がはいって、デザートにはるみの差し入れをくれました。


得本さんの長女が新藤監督の思い出を語る
シネマクラブの人が「裸の島」を語る


映画「裸の島」の上演前に、今年4月で100歳になる新藤監督が98歳の時に三原シネマ祭に向けて出したビデオレターも見せてもらいました。終わり頃新藤監督は「得本さんからはいまでも毎年みかんを送ってもらっています。それから瀬戸田の人からもみかんが毎年届きます」と言うので、たぶん娘さんだと思うけど横から「それではまたみかんを送ってくれと催促しているように聞こえるけど」と注意がはいると、しばらく考えていた新藤監督は「毎年美味しくみかんをいただいています」と言い、手をつきだしてバイバイをする。100歳に近くなれば子供返りするのですね。みんな暖かい笑いで受け入れていました。

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