安楽寺の宿坊

平成21年5月2日
安楽寺の竜宮城のような山門に着いたのは6時半頃、安楽寺の宿坊に入る。340人も泊まれる大きな宿坊です。温泉が沸いているので、人気があるのでしょう。

もう皆食事にはいっていて、「7時からお勤めがあるので、ゆっくりするのは後にして、すぐ食事をしてください」と言われた。
食事の後、着替える時間もなく、お勤めの案内があって、本堂に集まる。読経の後に住職さんからのお話を聞く。
「3月4月は団体のお遍路さんで200人も受け入れていたのに、5月になると団体はぱたっと来なくなり、連休中は個人客が多くなった。」
「前住職の時に本堂が全焼して、本尊も焼けたのを、個人の寄進で今の薬師如来の本尊さんが来た由来」など。
その中で故松下幸之助さんの興味深い話もありました。「まだ創業まじかの会社で、新人を採用する面接の時幸之助さんはこう質問したそうです。”あなたは今まで生きてきて、運がいいほうでしたか?悪いほうでしたか?”そしてどちらを採るか迷った時には”いい”と答えたほうを採ったそうです。その理由は・・・」

最後に薬師如来の本尊さんの近くまで行き、お膝をなでてご利益を得、お守りのお札をもらってお開きとなりました。
ようやく温泉に入れて、疲れた脚を休めることができました。