平成２０年１２月２０日（土曜日）１２番焼山寺
写真：虚空蔵菩薩と虎
寄居中のバス停から２時間ちょっとで、焼山寺の山門が見えてきた。
階段を上がっていると、すれ違った団体のお遍路さんの一人から「早かったね」と声をかけられた。バスの中から私が歩いているのを見ていたらしい。山歩きでは普通の人の１・５倍は時間のかかる私なので、意外でした。バスがくねくねと九十九折の道を行くのに、歩きは直線的に山肌を登っていったからかしら。
前回は雨のあがった後のしんとした清清しい深山の杉の林で心洗われる思いがしましたが、今回は晴れやかな杉の並木で、ちょっと拍子ぬけの感じです。前回は藤井寺から７時間以上もかけた難路でしたから疲れの拍子が違うのは当然。
納経所で納経をすませた後で、「前回来たとき鍋岩まで送ってもらって、助かりました」とお礼を言って持参のお土産を渡しました。たいした物でもなかったのに、住職さんからお返しの風呂敷をいただいてかえって恐縮です。
前回売店で甘酒など飲んだので、今回はそこでお昼をいただくつもりでいたのに、閉まっていました。宿坊と売店は夏だけの営業なのかしら？お昼抜きで山を下りるはめになりました。
新築なった大師堂
虚空蔵菩薩が本尊の本堂
三面大黒天堂
