71番弥谷寺

yo35192008-02-17

平成20年2月11日 71番弥谷寺
写真:弥谷寺の大師堂
「琴弾荘」は今はブライダルに力を入れていて、料理がウリになっているのだと思います。夕食はそんなに豪華というほどの料理ではなかったけど、熱いものは出来立てを熱いうちに運んでくれたりするので、ゆっくり楽しめました。朝食がほかの所ではこれが夕食ではと思うほど色とりどりでした。自分で焼いて食べるふぐの干物が美味しかった。
れいに整備された琴弾公園を抜けて観音寺駅に向かう。道に迷って(つい歩きすぎて行き過ぎてしまうのです)30分で行ける距離なのに1時間近くかかってしまった。予定に列車に乗れなかった。
JRでみの駅まで行く。そこから歩いて1時間少々、街中を過ぎると、田園地帯を行く。

空には雲雀がピーチク・パーチク、ピーチク・パーチク、とさえずっていよぉか、野には陽炎が燃えていよぉかといぅ。(ほんとに雲雀はなんであんなに高く揚がるのかしら。)
遠山に霞みがたなびぃてレンゲ・タンポポの花盛り(は寒いのでまだない)麦が青々と伸びた中を菜種の花が彩っていよぉといぅ本陽気。その中をやかましゅ〜言ぅてやって来る、その道中の陽ぉ気なこと……♪
落語「愛宕山」抜粋

雲雀の声を聞きながら歩いていると暖かい。(最近の寒の戻りと北風の強さを思うと、本当に今回歩いた二日間はいい陽気でした)
さて弥谷山に近づきますと、延々と続く石段が待ち構えています。

俳句茶屋の前で休憩し、仁王門を越えてまた階段。
大師堂に続く108段の赤い階段を登る。大師堂には靴を脱いで上がり、畳の上でお参りをする。収め札を納経箱に入れると、錦札が一番上にあるのが目に入った。納経所のすぐ前で、見つかるかなと心配しながらも、目がくらんで貰って帰った。

奥に回る込むと「獅子の岩屋」がある。弘法大師が子供の頃ここで学んだとのことです。

本堂にはまた階段を上がる。途中崖に阿弥陀三尊が刻まれた磨崖仏がある。風雨にさらされて顔の表情はほとんど崩れている。本堂からの眺めがいい。