四国遍路(八十一番白峰寺)

yo35192005-02-02

    • 四国遍路(平成16年11月23日)

写真:八十一番白峰寺の山門

坂出駅からバスに乗り高屋で降りる。崇徳天皇の歴史紀行をしている人も一緒に降りる。崇徳天皇は死後七十九番天皇寺に安置され、八十一番に御陵がある、というくらいしか私は知らないけど、もっと崇徳天皇に関する遺蹟があるようです。
しばらく車道を歩いていたが、新しい休憩所があり、そこからはきつい階段を上がっていく。休憩所から五色台の白峰山が迫るように望まれる。そこから1時間近く歩いて山門に着く。山門は7つの棟を持つ塀重門で瓦屋根が段々になっている。
境内に入ると真っ赤なもみじの紅葉が眼に入ってくきた。紅葉の真っ盛りで人出も多い。
参道の正面に「頓証寺殿」の額を掲げた勅額門がある。門を額縁にして紅葉が美しい。中に崇徳天皇の廟所の頓証寺殿がある。
勅額門を右に折れ100段の石段を上がると本堂が建っている。静かな山寺で樹林に覆われている。
八十二番までは山道を150分も歩く。山道は台風の大雨でかなり荒れている。進入注意の立て札があり、鎖もはってある。どうしようかと佇んでいたら、お寺から出てきた人が「そこを行ったらいい」と教えてくれたので、鎖をまたいで入ったけど、しばらくはほんとにいいのかと不安になるほど道が荒れていた。