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- 四国遍路（平成１６年１１月３日）
写真：五十九番国分寺の握手修行大師
駅からバスに乗るが、国分寺のバス停に着くのが４時４０分すぎになる。５時までにお寺に着けるか心配だった。団地のバス停でバスは停止したまま長く待っているので、国分寺はもう通り過ぎたのかと運転者さんに尋ねると、あと２つ目と言われた。
バスを降りてお寺に急いでいると、お店から出てきた若い男の人が「お接待です」と、真っ白いハンドタオルを差し出す。「僕の替わりにお遍路に連れて行ってください」と言う。ありがたくいただく。
五十九番国分寺は聖武天皇の勅命により全国に建立された国分寺の一つで、国の史跡に指定されている。石門を入ると立派な本堂が見える。境内には唐椿の名木があり、椿の季節にはさぞかしきれいでしょう。
握手修行大師は石の大師だんの手を握って一つだけ願いを唱えます。なんだか友達になれそうで楽しい。納経所にはようやくセーフで納経をいただきました。
私は先にお参りしているのでよかったのですが、次の六十番の横峰寺は台風で通行不能になっていると納経所に張り紙がしてありました。
