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- 四国遍路（平成１６年３月２０日）
写真：鶴林寺の鶴の像
だらだらとした車道を２時間半ほど歩いて、生名からは山道を１時間半ほど行く。私はゆっくり休憩をとりながら歩いたので、二十番まではそんなにきつくなかった。
鶴林寺は本堂前の左右に向かい合っている２羽の鶴の像が印象的です。その後ろの大きな杉の木が御神木になっています。
納経所で納経をすましているころから雨がしとしと降ってきた。また山道を３時間ほど歩いて、二十一番をめざす。山の中に入れば、頭上をおおう林に遮られて雨は気にならない。時折トトロ雨（梢の雫が風にあおられて落ちてくる）が頭を濡らす。濡れた落ち葉に足を滑らせて、お尻をついてしまった。痛いのでそのまま土の上に横たわっていたけど、寒くてじっとしていられない。またゆっくり歩き始める。ミニカイロをお尻のポケットに入れて暖めているとずいぶん楽になる。
